管理業務主任者試験とは
管理業務主任者試験は、マンションの管理の適正化の推進に関する法律(平成12年法律第149号)の定めるところにより、社団法人高層住宅管理業協会が国土交通大臣より指定試験機関の指定を受け実施しています。
マンション管理士との違いは、管理業務主任者は、マンション管理業者がマンション管理業を営む際に設置が義務づけられる専門知識を有するもので、マンション管理士は、マンションの管理組合等の相談に応じ助言、指導その他の援助を行うことを業務とするものです。
試験の出題範囲
①管理事務の委託契約に関すること。
②管理組合の会計の収入及び支出の調定並びに出納に関すること。
③建物及び附属設備の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整に関すること。
④マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること。
⑤前各号に掲げるもののほか、管理事務の実施に関すること。
受験手数料 :8,900円
試験期日:12月(年1回)
受験資格:年齢、学歴等に関係なく、誰でも受験することができます。
試験方法:択一式試験 50問 四肢択一により行います。
平成13年 | 平成14年 | 平成15年 | 平成16年 | |
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申込者数 | 64,678名 | 39,981名 | 31,558名 | 28,642名 |
受験者数 | 57,719名 | 35,287名 | 27,017名 | 24,104名 |
合格者数 | 33,742名 | 10,390名 | 5,651名 | 4,617名 |
合格率 | 58.5% | 29.4% | 20.9% | 19.2% |
管理業務主任者試験の合格者が、国土交通大臣の登録を受けるためには、登録申請時までに実務経験が2年以上必要となります。
実務経験が2年に満たない方は、管理業務主任者実務講習を受けることにより、登録することができます。